時短のコツ第2回

第2回は,「冷凍する」がテーマです。上手に使って時短をしましょう

いろいろな食材を冷凍保存しておいて,必要なとき,必要なぶんだけ取り出してサッと調理することで,時短をすることができます。

1.野菜を冷凍保存する

調理をするとき,野菜をカットするのは以外と手間ですよね。そこで,野菜が安く手に入ったとき,時間があれば一気に全部カットして,Ziplocなどのフリーザーパックに入れて,1回の使い切り分や,大きなサイズに入れるようにしています。

野菜の保存は,食材の味が落ちたり,栄養成分が壊れたりするのでは?と以前は考えていたのですが,実は多くの野菜が冷凍した方が旨みや栄養成分が増加したりするようです。冷凍保存しない手はないですよね。

この間小松菜が安かったので,4袋買ってきて冷凍保存しました。うちでは,味噌汁の具によく入れるので,朝や帰宅が遅くなったときにはとても助かります。

カボチャも大きいのを買ってくると,全部調理するのは作るのも食べるのも大変ですね。切るのだって大変なのに!カボチャ煮のサイズで,あるいは野菜炒めのサイズで冷凍しておけば,次回は短時間で調理できるわけです。

うちでよく冷凍するのは

  • 葉物野菜
  • カボチャ
  • タマネギ
  • ニンジン

などです。

2.肉を冷凍する

お肉も,安売りのときや,安い大きいサイズを買ってきて,冷凍保存して使っています。例えば,鶏もも肉などを調理するとき,包丁でカットした後,包丁とまな板をすぐきれいに洗いますが,結構手間ですよね。だから,たくさん買ってきて,一気にカットして冷凍保存しておきます。一口サイズにカットして唐揚げ用などに,あるいはコマ肉サイズにカットして,炊き込みご飯や親子丼用などに。サイズを変えて,それぞれフリーザーパックで冷凍保存しておきます。

もちろんカットしてある大きいサイズを買ってきて使い切れないときも冷凍保存します。

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3.ジャム用果物を冷凍保存する

以前ブルーベリージャムのレシピで紹介したように,旬で安く手に入るときに冷凍保存しておくと,旬を過ぎてもジャムが食べられるのがうれしいですよね。

カレーのレシピで紹介したように,リンゴも旬の終わりに安く手に入ったものをスライスして等量の砂糖を加えて冷凍保存しています。カレーなど料理に入れるとき必要な分だけ取り出して使ったり,そのまま煮詰めてジャムにしたりしています。

ブルーベリーはそのまま保存できますが,リンゴなど他の果物のほとんどはカットしてからフリーザーパックに入れています。

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4.調理したものを冷凍保存する

一度にたくさん作って,残りを保存したりもしています。この間は,豚丼の具(こちらのレシピはそのうち紹介します)を大鍋いっぱいに作って,冷凍容器に入れて保存しました。帰宅が遅くなりそうなときや,作れないときに温めるだけですぐ食べることができます。ただ,解凍には時間がかかるので,前日から冷蔵庫に移しておくようにしています。

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こんなふうに,食材を冷凍することで時短をすることができます。ただ冷凍庫がすぐいっぱいになってしまうのが問題ですね。ドラえもんのポケットのような4次元冷凍室があればいいのに・・・。

時短のコツ(第1回)

さてさて,いつも料理の紹介なのですが,考えてみれば,作る以外のところでもいろいろな時短をしていることに気付きました。自分なりに気付いたコツを少しずつ紹介していきたいと思います。

その1 段取りを考える

調理の時間は,食材を切る時間と加熱する時間,そして盛り付ける時間の3つに大きく分けることができると思います。料理によって,その3つの時間はいろいろです。例えば,お味噌汁なら,食材を入れた後,煮込む時間が数分間あります。そういった加熱している時間に,他の料理をすることができます。

作る献立を考えたら,いくつかの料理を平行して作れるように段取りを考えるわけです。場合によっては段取りが上手くいくように献立を一部変えることも必要でしょう。この辺が,料理はぼけ防止になるといわれる所以かもしれませんね。

例えば,朝食にお味噌汁,焼き魚(鮭など),もやしと卵の炒め物,トマト,ナシを用意するとします。このとき,こんな感じで段取りします。
まず,やかんでお湯を沸かします。それと同時にお味噌汁を作るために鍋に水を入れて加熱し始めます。お湯が沸く間に,トマトに包丁で軽く切り込みを入れ,耐熱ボウルに入れます。その後,豆腐を切って鍋に入れ,冷凍していた野菜(小松菜など)を加えます。あるいは長ネギを切ってさらに加えます。この途中でやかんのお湯が沸くので,耐熱ボウルに注ぎます。そしてやかんを沸かした方のコンロにお味噌汁の鍋を移動し,空いたコンロにフライパンをのせます。この間にトマトの皮がむけてくるのでお湯をきります。フライパンにはクッキングホイルをしき,まず先に魚を焼き初めます。このときも魚を返す時間に合わせてタイマーをセットします(例えば4分)。

※ 魚焼きグリルは最近使っていません。なぜなら手入れに時間がかかるからです。フライパンにクッキングシートを敷いて焼けば,シートを取るだけなのでとても手間が省けて時短になります。サンマなど,皮がコンガリいかないのが残念ですが・・・。IHクッキングヒーター用のグリルパンにも興味があります。使ったときにはレポートをアップしますね。

魚を焼き始めたら,トマトの皮をむき,包丁で8等分したら小皿に盛り付けます。
※ トマトの皮は,ほとんど心配はありませんが,残留農薬を考えて湯むきしています。

もやしをざっと洗ってざるに入れます。トマトの湯むきで使ったボウルを水で軽く洗ったら卵3個を割り入れ,かき混ぜます。だいたいこの辺りで魚を返す時間になります。魚を返したらまた時間をセットします(例えば3分)。この辺りで味噌汁の具に火が通っているので,出汁を入れて味噌をとぎ入れてタイマーを1分にセットします(お味噌汁完成)。ナシの皮をむき,芯をとって8等分して小皿に盛り付けます。そろそろ魚が焼き上がります。魚を皿に盛り付けたら,クッキングシートを取って,もやしを炒め始めます。卵を加えてもやしと卵の炒め物を作る合間に,ご飯と味噌汁をお椀にもります。炒め物ができたら,いよいよ朝食。
ここまでの時間はざっと30分です。

※ なお,長くなるのでここには書きませんでしたが,たいていは子どものお弁当をこの間に組み入れる段取りで調理しています。それでも全体で40分くらい。朝は時間がありませんからね-。

フライパンや耐熱ボウルを使い回しています。これも順番が逆だと洗うのが大変になります。使う順番も段取りで考えます。
さらに,耐熱ボウルを使い回しているのは,洗い物を少なくするためでもあります。

こんなふうに,段取りを考えるだけで,ずいぶん時短ができます。初めのうちはそうでもありませんでしたが,経験を積んで,見通しを持てるようになってからはいろいろ考えるようになりました。

時短のコツ第2回は「冷凍する」をテーマに書いてみたいと思います。このシリーズは不定期投稿なのでいつになるかは分かりませんが・・・。