おせちにも使える「芋きんとん」

芋きんとんにりんごを加えると,りんごのちょっとした酸味でさわやかな甘さになります。もともとはあまり好きではなかったのですが,これを作るようになって変わりました。りんごの量を調節することで,好みの味にしてみてください。今回のレシピでは子どもたちがりんごの味が強い方が好きなので,多めにしたのですが,そのためきんとんが少し柔らかくなってしまいました。また,りんごの食感を残すかどうかも好みだと思います。今回は最後にスライスしてからレンジでチンしたりんごを少し加えることで,食感を出してみました。また,バターを少し入れることで味がグッとよくなります。バターが嫌いでない方は入れなくても構わないと思います。
それから,今回はお店で見かけたハロウィンスィートという品種のサツマイモを使ってみました。名前からすると甘そうなのできんとん向きかな?と。βーカロチンも多く含まれているそうです。実際使ってみると,水分の含有量が多いようで,りんごを多めに入れたこともあって,思ったよりずいぶん柔らかい仕上がりになりました。また,見た目もきんとんらしい黄色ではなく,オレンジに近い色になりました。でも,味はばっちりのできでした。
調理時間は30分くらいかな?

<使った材料>

  • サツマイモ 特大1本(約800 g)
  • りんご 2個(約 300 g)
  • 砂糖 100 g
  • バター 20 g

<作り方>

1.サツマイモの皮をピーラーで剥きます。

今回使ったのは,ハロウィンスィートという品種のサツマイモです。地元の直売所で見かけたので買ってみました。初めてなので剥いてみてビックリ。
皮をむくと,カボチャのような色。なるほど名前の由来が分かりました。ちなみに,β-カロチンが100倍だそうです!?

2.1のサツマイモを輪切りにして,耐熱ボウルに入れて,電子レンジの強で2分間加熱した後,弱で20分加熱します。
※ サツマイモの分量で時間は調節してください。
※ サツマイモは80℃くらいでじっくり加熱することで甘みが増すそうです。甘みを引き出そうと思って電子レンジでの加熱時間をこんな風にしました。強だけ8分加熱でもいいと思います。

加熱後はこんな感じ。初めて使うのでビックリの連続です。

3.サツマイモを加熱している間に,りんごの皮をむき,4等分にカットします。そのうち2切れを残して,なべて10分間煮込みます。
※ 電子レンジの強でサツマイモと一緒に10分間加熱してもよかったと思います。

4.2のボウルにりんごを入れて,砂糖約100 gを加えます。

5.ブレンダーで一気にペースト状にします。

※ブラウンのハンドブレンダーを使っています。もう10年以上前に買ったものですが,いろいろと使えて重宝しています。

6.3で残して置いたカットしたりんご2切れを,スライサーでスライスして耐熱皿に入れてラップをかけて,電子レンジで2分加熱します。

7.バター20 gと6のりんごを,5のボウルに加えてスプーンでよく混ぜ合わせたらできあがりです。

今回は時間に余裕があったので,サツマイモの甘みを引き出そうと,電子レンジでの加熱を工夫しました。でも,比べていないのでどのくらい甘くなったのか分かりません。普段は普通に加熱しています。上のレシピの補足にも書いたように,サツマイモとりんごを電子レンジの強で加熱すれば,ずっと時短ができて,調理時間は15分くらいになると思います。

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