冬になると作るうちの定番の汁物が「けんちん汁」です。薬味にきざみネギを入れて,七味をちょっとかけて食べると,体も温まってとってもおいしいです。子どもたちも大好きで,野菜も摂れるので助かります。たくさん作って数日間に分けて食べています。otosanは特にけんちん汁に入っている里芋が好きなので,なるべく大きめにカットしたものをたくさん入れるようにしています。一般的にはあまり入れないものも入っている代わり,地元では普通入れる芋がらが入っていないのがうちのとくちょうかもしれません。地元では芋がらなが入っていないとけんちんではない,みたいにいわれてしまいますが,たまに入れても家族みんなそんなに好まないようなので,うちでは外しています。今回は,お土産で生そばをいただいたので,少し薄めてけんちんそばにして食べました。
調理時間は,煮込み時間も入れて1時間30分くらいかな?作るときはかかりますが,その後は楽ができるので,時間がある休日などに作ることにしています。
<使った材料>
- 鶏ムネ肉 300 g
- だいこん 1/3本 約300 g
- にんじん 1本 約200 g
- ごぼう 1本 約150 g
- 白菜 4枚 約200 g
- 里芋 6個 約250 g
- 焼き豆腐 一丁
- こんにゃく カット済みのもの1袋 200 g
- ごま油 大さじ2
- しょうゆ 150 cc
- 白だし 大さじ3
- みりん 100 cc
<作り方>
1.ごぼうの皮をピーラーで剥き,厚さ1 mmくらいの斜め切りにします。切ったごぼうは水を入ったボウルに入れてあく抜きをします。

2.大根の皮をピーラーで剥き,厚さ5 mmくらいのいちょう切りにします。

3.ニンジンの皮をピーラーで剥き厚さ5 mmくらいのいちょう切りにします。

4.大鍋(4.6 L)にごま油大さじ2を入れて中火で加熱します。2,3の大根とニンジンを鍋に入れて炒めます。

5.ごぼうをざるにあげて水を切り,鍋に加えて炒めます。

6.鍋の野菜に火が通ったら,水およそ600 cc,みりん100 cc,白だし大さじ3を加えて,鍋にふたをして弱火(IHクッキングヒーターの火力「3」)で加熱します。
7.里芋の皮を包丁で剥き,一口サイズにカットしてボウルにはった水の中に入れます。
※otosanは里芋でかぶれたことがないので,包丁で剥いています。かぶれやすい人は気をつけてください。

8.7の里芋をざるにあげて水を切り,鍋に加えます。

9.鶏もも肉を包丁で細切りにして鍋に加えます。具材がひたひたになるくらいまで水を足します。

10.やかんでお湯を沸騰させます。
11.カットこんにゃくを袋から出してざるで水を切ってからボウルに入れます。

12.沸騰したお湯をこんにゃくにかけてあく抜きをします。お湯をかけたらこんにゃくはざるにあげます。

13.豆腐を一口大にカットします。

14.鍋が沸騰したら,しょうゆ150 ccを加え,12,13のこんにゃくと豆腐を入れて煮込みます。

15.白菜の葉3枚を水洗いして,ざく切りにして鍋に加えます。

16.そのまま弱火で20分くらい煮込んだらできあがりです。
※今回はこのけんちん汁を800 ccくらい別な鍋に取り,水を同量加えて加熱してから,しょうゆで味を調えてけんちんそばにしました。

具材が大きめの方が好きなので,こんな感じで作っていますが,もっと薄くしたり小さくカットすれば,煮込み時間が短くなります。また,野菜を電子レンジで加熱してから使えばもっと時短ができます。ただ,最後弱火である程度の時間加熱した方が具材に味がしみておいしいです。